2023/7/9 映画「銀鏡 SHIROMI」@吉祥寺アップリンク(7/13まで上映)

満席の会場。父の故郷の映画。
去年渋谷で観た時は、映画後半、神楽のシーンでじわじわと涙が。今回は最初に
あの神々しい山の画が映った時、ピアノの音が一音鳴った瞬間、ぼろりと泣いた。
神楽を奉納する意味を、この映画のキーパーソン「かぐらの里」代表、宮司さんの
浜砂修司さんが語る。祈願ではなく「ありがとう」感謝なのだと。
私が歌う意味と同じだ。おこがましい?いいえ、素直な自分の気持ちに従おう。
私の体と心の中には、あの地のスピリットが流れてる。

銀鏡の仙人、長老浜砂武昭さん(武昭どん)の話が秀逸。リスペクト。思わず手を合わせる。
祝詞の響き、笛、太鼓、鈴の音。踵から着地する優雅な舞。血が騒ぐ。涙ぐむ。遺伝子喜ぶ。
銀鏡から来て前日トークショーをなさった浜砂隆文さん、お話したかったけど、
終演後は熱心なファンに囲まれて。嬉しいな!と思いながらお先に失礼。

「銀鏡」のTシャツの男性を見つける。「修司さんですか?」そっくり。
思わず声をかけたらこちらに住む弟さんでした。やはり同じ苗字の方との出逢いは嬉しい。

赤坂監督にご挨拶。銀鏡を、映画にしてくださり感謝。ピアノの林正樹さんのミニライブも嬉しく。
あの山に星空に、溶け込むような音を、ありがとう。
ふるさとの皆さん、柚子香る山、清らかな川、満天の星空、有難う。有難う。
命を有難う。出逢いとご縁に、心から感謝。MERCI.🌹